第2回全国ゾーン議長フォーラム開催

決めポーズで写真撮影
2023年6月8日~9日に全国のゾーン議長がTKPガーデンシティ大阪リバーサイドホテルに集合しました。
ウェルビーイングの考え方を学ぶことは「私たちの幸せ実現」という理念にも通じるものがあります。Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念であり、持続可能な組合員各々の幸せを目指すという理念と合致します。
今回は組合活動のキーパーソンであるゾーン議長の皆さんにウェルビーイングの考え方を理解してもらい、働く仲間のより良い未来のために自分たちに何ができるか?何をしたいか?を考える機会としました。
<ウェルビーイングな働き方 従業員と社会を幸せにする働き方とは!?>
慶応義塾大学 前野 隆司 氏(事前収録にて)より、ウェルビーイングの考え方を講義いただきました。幸福感の高い社員の創造性は3倍、生産性は31%、売り上げは37%高いことや欠勤率は41%低く、離職率は59%低くなるなど幸福感とパフォーマンスの関係性についてお話しいただきました。科学的に証明された数値に出席者が身を乗り出して聴いている姿が印象的でした。社会変化が進む中で労働組合としてウェルビーイング(社会的、身体的、精神的に継続して良好な状態)を目指す重要性を学びました。出席者自らの幸せについて考える機会になりました。

慶応義塾大学 前野氏
<Well-beingの視点で見る労働組合の可能性 -マルイグループユニオンの取り組み->
マルイグループユニオン 中央執行委員長 金田 基樹 氏にご講演を依頼し、マルイグループユニオンの取り組みを紹介いただきました。
労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的とし組織する団体として労働組合を定義し、そもそも“私たち労働組合”はWell-beingのための組織なのではないかというマルイグループユニオンさんの活動事例に触れ、イオンが動けば世の中が動くというメッセージに出席者は勇気づけられました。

マルイグループユニオン 金田委員長
<これからの組合活動に必要なこと>
村上委員長からは、「仕事の楽しさ」が高まれば、「私が解決したい」という意識につながる。会社の永続的発展と労働条件の向上し続ける状態を目指すそのために「自ら学び成長しようとする意識」「果敢に挑戦しようとする意識」を組織内に醸成するためには何が必要かと問題提起され、出席者はグループワークに挑みました。
<全体を通じて>
私たちの幸せや自分たちの周りにある幸せを考え、自ら行動できるウェルビーイングな組織を目指すという方向性を共有することができました。多くの気づきを振り返り、チームごとにアウトプットを出しました。ゾーン議長として何ができるか、何をしたいかを限られた時間で語り合った結果、来期の活動計画の参考になる意見が出ました。私たちの幸せ実現のために”やりたいをやろう!”にするために私たちがウェルビーイングの考え方を体現していくことをゾーン議長の皆さんと約束し2日間のゾーン議長フォーラムは幕を閉じました。

パネルディスカッション(質疑応答中)

気づきの共有

ディスカッション中

ディスカッション中②

合間のラジオ体操

成果発表中